フッ素を活かす

人間の身体に必要な微量元素の1つにフッ素があります。
フッ素は歯にも細菌にも作用する虫歯予防のかくれた主役です!

フッ素はもともと自然界のあちこちにある元素です。
フッ素が多いとされるお茶は、葉そのもので200~400ppm
飲むお茶は1~4ppm
イワシの骨は395ppm
カツオの皮は52ppm
缶詰めのカニは10ppm
など海産物にも比較的多いのですが、骨や皮で濃度が高く実際食べる部分では濃度が低くなります。

虫歯を減らすための1日あたりのフッ素摂取目安量は、体重1kgあたり0.05mgとされています。
ところが食べ物に含まれるフッ素は大部分がほかの物質と結合していて歯を守るためには働きにくいのです。

そこで歯みがき剤やフッ素うがい薬などが歯に直接プラスするのが効果的です。

フッ素を活かす方法

①歯ブラシに歯磨き剤をつける
②歯磨き剤を歯全体に広げる
③5~10mlの水を口に含む。5秒間程度ブクブクうがい。うがいは1回だけにする。
④1~2時間は食べたり飲んだりしない。

きちんと歯磨きをしてお口の中の汚れを落とした状態でこの方法で歯磨き剤を使用してみてください。
虫歯予防に効果的です。


ー歯周病と全身疾患ー

歯周病(ししゅうびょう)はいま、心臓(狭心症・心筋梗塞)、脳(脳梗塞)、血液(糖尿病)、肺(誤嚥性肺炎)といった、全身疾患との関連が注目されています。最近では、認知症との関連も指摘されています。

つまり、歯周病の影響はお口の中だけに留まらず、全身のさまざまな病気に関わりがあるということです。

 

ではなぜお口の中からからだにまで影響があるのかご存知ですか??🤔

歯周病により歯肉に炎症が起き、ブラッシングなどの際に出血し、血液中に歯周病菌が侵入します。これを菌血症(きんけつしょう)と言います。
菌血症によって全身に細菌がまわってしまうと敗血症(はいけつしょう)の原因になります。
敗血症は、細菌感染症による全身性の重篤な反応、臓器などの機能不全が起こる病態です。
治療をしなければ、ショックや機器不全など、生命を脅やかすようなさまざまな疾患の原因となる病気です。

お口の中から血液や唾液に歯周病菌が侵入し、全身に悪影響を及ぼしてしまうのです😰

歯周病は、年齢が高くなるにつれて発症しやすくなりますが、侵襲性歯周炎(別名:若年性歯周炎)は10代・20代で発症します。妊娠中の女性も、早産や低体重児出産のリスクが高まるため歯周病には要注意です⚠︎

 

歯周病と生活習慣の関連も深く、ご自宅でのケアや定期検診を受けることも重要ですが、生活習慣の見直しも、歯周病予防に大切なことです。

 

お口はからだの一部です。
「お口だけ別」とは考えず、体全体の予防として考える方が、実は自然なことですね😬


健康と唾液

〈唾液の健康効果〉

唾液と健康には深い関係があります。
唾液はそもそも、3つある唾液腺から分泌されているものですが、大きく分けて、自然に出ている唾液(無刺激唾液)と、食べ物などの刺激によって出てくる(刺激唾液)によって出てくる2種類があります。

そのうち、より良い効果をもたらしてくれるのが刺激唾液。食べ物に脳が反応して出る唾液のことです。例えば梅干しを見るだけでも唾液が出てきます。刺激唾液には、無刺激唾液とは違い、消化酵素を始め、様々な酵素が含まれていて、ペルオキシターゼとカタラーゼが活性酵素をやっつけてくれるのです。つまり、食品を摂ることで、口の中で生まれ、活性酵素を減らす働きがあります。


虫歯になりやすい習慣や生活環境とは…?

⁑虫歯になりやすい習慣とは…

歯みがきは1日1回以下
歯にプラークがたまりやすくなり、虫歯菌の増殖を招きます。

間食やだらだら食べることが多い
歯にプラークがたまりやすくなり、虫歯菌の増殖を招きます。

甘いものをよく食べる
虫歯菌は糖分を餌にするため、虫歯菌の増殖を招きます。

しばらく歯科に行っていない
気づかないうちに虫歯になっている可能性が高くなります。

 

⁑虫歯になりやすい生活環境とは…

①口の中がよく乾く
殺菌作用のある唾液が不足しているため、虫歯菌が住みつきやすくなります。高齢者などで複数の種類の薬を使用している場合、副作用で口の中が渇くことが少なくありません。

②歯並びが悪い
歯のみがき残しが多くなるため、虫歯になりやすくなります。

③歯周病がある
歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができてしまうため、みがき残しをしやすくなります。

④かぶせ物や詰め物が多い
詰め物と歯の間に隙間ができやすいため、虫歯になりやすくなります。詰め物の内側に虫歯ができる場合もあり、進行に気づきにくく、注意が必要です。

これらの事を一度ご自身で確認するきっかけになれたらいいなと思います(╹◡╹)♡


歯の神経を取ったのに…

たしか歯の神経を取る処置をしたはずなのに、な~んか痛い。どーして(。•﹏•。)?
同じ悩みを抱え、不安になられてる方はいらっしゃいませんか?

・冷たいものや温かいものは沁みることがないのに、噛むと痛む
・歯の根っこ付近にあたる歯茎に、ぷくっと出来物のようなふくらみがある
・歯が重いように感じる

これらは神経を取った後、歯が痛くなる場合の典型的な症状です。
噛むと少し痛むというのは最も多い初期症状です。
状態が悪化すると、何もしなくても痛くなります。

では、原因は何なのでしょうか…
歯周病や噛み合わせに問題が無い場合、次のようなことが考えられます。

・過去の治療で、神経や細菌が完全に取りきれていなかった
・治療の刺激による一時的なもの
・歯の根っこがひび割れていた            etc…

神経や細菌が残っている場合は、根っこの先に膿が溜まり、神経を取った歯は水分が無くなりドライフラワーのようにパリパリになるので脆く、割れやすくなります。

このような状態を防ぐためにも神経を取らずに済むよう、小さい虫歯のうちに治療することがとても大切です ♡*.゚


定期検診の重要性を知ってほしいッ‼️‼️‼️

『虫歯になれば、歯医者にいって治してもらえばOK💡』

そう思っていませんか⁉️💦

決して間違いではありませんが

虫歯になった→治療する→痛みがなくなった→完治❗ではありません⚠️

 

転んで皮膚に擦り傷ができても、ほとんどの場合はキレイに治ります。

しかし歯は体のほかの組織と違い、再生機能がないため、一度虫歯になると(削ると)元通りにはなりません

(初期虫歯は再石灰化します)

私達がどれだけ一生懸命治療をしても、歯の代わりとなる人工のもの(詰め物や被せ物)で補修し、機能を回復させているに過ぎないのです。

回復させても元々の健康な歯のような強さには戻りません。

 

よって、悪くなる前に定期的に来院し、虫歯や歯周病の原因を取り除く必要があります。

また、痛くないうちに来院することで、治療に対する恐怖心がある方も、比較的リラックスしていただけると思います。

歯医者は『虫歯になったら行く』場所ではなく、

虫歯にならないように定期的に行く』場所でもあるのです☺


歯科検診

4月になり新しい1年が始まりました。

学校では健康診断が実施される時期です。

学校歯科検診では、次のような点をチェックしています。

虫歯の有無、歯肉の状態、歯並びの状態、生え変わりの時期の乳歯 などをチェックしています。

学校検診は、短時間で多くの生徒さんの口の中を検査します。
口の中を見るためのライトは簡単なものですし、歯科の診察室と違い薄暗い場所での検診となります。

歯並びや歯肉の状態、大きな虫歯の有無はわかりますが、歯の間や小さな虫歯を見つけるのは大変難しくなります。

とくに疾病や異常は認められません。と結果が出たとしても、定期的に歯科医院の受診をおすすめします。

虫歯がある。と結果が出れば、虫歯はほおっておいても自然に治りません。
痛くなくても早期に受診をおすすめします。

学生さんだけでなく、新年度が始まるこの時期にみなさん歯科医院での検診にぜひお越しください。


ーフッ素を活かす💪歯磨き方法ー

 

フッ素が虫歯予防に効果的であることは、皆さんご存知だと思います。

最近ではフッ素配合の歯磨き剤が普及し、市販されている90%以上のものにはフッ素が含まれています。
歯への関心が高まり、歯磨きの習慣も定着してきていますが、日本の虫歯の数は他の先進諸国と比べるとまだまだ多いのが現状です。

その原因の一つは、歯磨き剤に含まれるフッ素の効果を活かす歯磨き方法が伝わっていないこと と考えられています。

フッ素の効果を左右するのは、「年齢に合わせたフッ素の量」、「フッ素が歯に作用している時間」、「うがいの回数」など、予防のために有効なフッ素濃度を保ちながら歯磨きをすることが、フッ素を活かす歯磨きのポイントです😋

 

●ポイント●
❶年齢に応じた歯磨き剤の量をつける

❷歯磨き剤を歯全体に広げ、最低でも2〜3分程度泡立ちを保つように歯磨きをする

❸歯磨きを吐き出したあと、少量の水で5秒間程度ぶくぶくうがい(※うがいは一回だけ

この3つを意識してみてください。

 

普段の磨き方、うがいと比べてみてどうでしたか??

 

フッ素は補助的なものではなく、積極的に取り入れることが推奨されています。
日常のブラッシングでも、フッ素の効能を効果的に発揮できるようにしたいですね😁

 


歯垢チェック

多い方では一日3回歯磨きされてる方がいらっしゃいますが、朝など時間が限られてる時や夜疲れてそのまま寝てしまう方もいらっしゃると思います。歯磨きの時に気をつけて頂きたい事の一つに歯垢をつかないようにするということがあります。

検診や診察の時に歯垢がついてきているので磨いてくださいと言われたことがある方もいると思いますが、わからない方も多いのではないでしょうか。歯医者には“染め出し”と言って、磨き残しをご自身で把握してもらうための物があります。

綿に染み込ませた赤い液を歯の表面に塗ると、磨き残した部分の歯垢が赤く染まります。

磨き方のくせや歯ブラシの当て方などをお伝えし、磨いていただきます。

正しい歯磨きができてるか気になる方は一度お口の中を見せに来てください。

 

 

 

 

 

 

 

 


歯周病予防のための歯みがき

歯周病の予防のためには、デンタルプラーク(歯石)を確実に取り除くことが必要です。

歯周ポケット周辺、歯と歯の間、歯と歯肉の隙間、歯並びの悪い所、被せ物やBr(歯の連なった物)の周辺など、デンタルプラークが取り除きにくいポイントでは、歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシ、そして歯みがき剤など、さまざまなツールの力を総合的に利用することが必要です。

歯みがき剤の効果とは、

歯みがき剤を使う目的の一つは、デンタルプラークを取り除くこと、歯みがき剤をつけた方が効率よくデンタルプラークを取り除くことができます。

また、歯みがき剤にはフッ素や細菌成分、抗炎症成分が配合されているものが多くあります。

薬用成分を活用しましょう。

ところで、歯みがき剤を使うと泡や清涼感の影響で歯みがき時間が短くなると思っていませんか?

歯みがき剤を使った場合と使わなかった場合の歯みがき時間の調査では、時間に違いがないことがわかっています。

同じ時間で歯みがきをするなら、歯みがき剤の効果を活かすのはいかがでしょうか。