日別アーカイブ: 2013年10月18日

赤ちゃんが歯ぎしり?!

『ウチの子、歯ぎしりをするのですが…こんな小さい頃からするのはどこかに異常があるのでしょうか?』
先日、あるお母さんからこんなご質問がありました。
先に答えを言いますと、全く問題ありません!!

歯ぎしりは大人特有のものではありません。
乳歯が生え始める生後6ヶ月ぐらいから始まります。
赤ちゃんや幼児は、起きている時も歯ぎしりをすることがあります。
これは歯や顎が成長する過程で必要な生理現象で、個人差はありますが、これから生えてくる歯のスペース確保、顎を固定して噛み合う位置を決めようとしています。
しかし乳歯生えが揃う2歳半~3歳ぐらいになっても歯ぎしりしている場合は、大人と同様に歯がすり減ったり、歯の神経が参ってしまい炎症を引き起こす恐れがあるので、歯科に受診しましょう。

幼児の歯ぎしりは、親元から離れて保育園や幼稚園で集団生活が始まった時に起こりやすく、環境の変化が影響していると思われます。
また、永久歯に生え変わる小学生になると、乳歯が抜けることにより噛み合わせのバランスが崩れ、それが原因で歯ぎしりをすることがあるようです。

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