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知覚過敏

知覚過敏(ちかくかびん)は、虫歯が見当たらないのに冷たいものがしみたり、歯ブラシが当たるとピリッと痛かったりする症状があります。
アイスなどの、かなり冷たいものになると痛いぐらいしみる場合もあります。

原因として上げられるのは、過度な力での歯磨きや、夜の寝てる間に歯ぎしりをしてしまってることです。
昼間でも食いしばりなどの負荷は歯にダメージを与え、歯の際が欠けてしまいます。

しみる症状やピリッとした痛み自体は、刺激による一時的なものですが原因の歯を治療しなければ改善は得られないので、
お食事や歯磨きの度に繰り返されることとなります。

耐えられる程度ならいいですが、噛んだ時に痛みがあったり、徐々にしみるのが強くなっていたり、痛みが持続している場合は歯髄炎である場合が多いです。
歯髄炎(しずいえん)とは、神経(歯髄)に起きる炎症です。
かなり痛みが強く出たり、酷くなると神経が死んでしまう場合があります。

処置としては、コーティング剤のような薬を塗って歯の際を保護してあげる方法と、
歯の際が削れている場合はレジンと言ってプラスチックのような白い樹脂で埋めます。

どちらの処置も保険がききますので、しみるのが気になる方や冷たいものを遠慮して食べてる方は、お気軽にご相談ください。


お世話になりました

この度、奈良県で開業することになり藤本歯科を退職する事になりました山口です。院長には4年半お世話になり患者さんの声に耳を傾け優しく接する事や、痛くない治療、セレック診療など藤本歯科で働けた事は僕の歯科医師人生において貴重な財産になりました。これから新天地で院長として藤本歯科で学んだ事を活かして頑張っていきます。
皆さまありがとうございました。


フロスの選び方について☆

フロスは歯ブラシでは届かない歯の間の歯垢を落とす
歯ブラシとは別の補助的な清掃用具です。
最近は「糸ようじ」という呼び方でCMでも頻繁に
宣伝されていますね!!

フロスにはワックスタイプとノンワックスタイプと2種類あります。

ワックスタイプは滑りが良く歯間に通しやすいのでフロス初心者の方にオススメです✨✨
ノンワックスタイプはワックスタイプより汚れをより絡め取ってくれるので、
フロスに慣れて来たらこちらに切り替えるといいでしょう。

糸巻きタイプだと使い方が難しい!!という方は
ホルダーがついたタイプのものが簡単でオススメですよ😊
フロスと一言に言っても色々な物がありますので、
ご自身の使いやすいものを試されるのもいいかと思います!!

もしフロスを使ってみようかな??と思われた方は、
使用方法などもお伝え致しますので
一度歯科医院でご相談ください(*^_^*)❤️


歯茎だけでなく顔まで腫れて痛い😭

こんにちは。
南海本線湊駅から徒歩5分、阪堺線 東湊駅・御陵前駅から徒歩8分の歯医者
藤本歯科医院です。

今日は歯茎・顔の腫れの原因と対処法についてです。

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目次:

      1. 歯茎が腫れる原因とは?
      2. 腫れや痛みがある場合は放置しない
      3. 歯肉炎を治すにはどうすればいい?
      4. 歯茎から膿が出てくる
       ー急性化濃性炎症とは?
       ー炎症のタイプ
       ー症状
      5. 炎症を予防するにはどうすればいい?
      6. まとめ

1.歯茎が腫れる原因とは?

歯茎の腫れの原因は、磨き残しです。
磨き残しによって取り除かれることのなくなったプラーク(歯垢)に含まれる歯周病の原因となる細菌が口腔内で繁殖し、歯周組織を攻撃します。
プラークは歯茎の表面に取り付いて炎症を引き起こします。

この炎症反応によって歯茎が赤く腫れるのが歯肉炎です。

「歯が痛い」、「歯茎が腫れている」と気づいたら、
体のSOSを見逃さずに、早めに医師の診察を受けてください。

2.腫れや痛みがある場合は放置しない

歯茎の状態は、口腔内の健康状態を示すバロメーターです。
何の原因もなく、歯茎が腫れることはありません。

「歯が痛くなってから」と思いながら放置していると
虫歯や歯周病はどんどん進行してしまいます。
特に歯周病は痛みがないことがほとんどなので、知らないうちに症状が悪化している方も
多く見受けられます。
だからこそ腫れが気になった場合は、歯周病の初期症状としてきちんとケアをすることが大切です。

痛みがなく一時的に腫れてすぐに治まるからといって、腫れを放置することはおすすめできません。稀ではありますが、腫瘍ができていて腫れることもあり、早急な治療が必要なケースもあります。

3.歯肉炎を治すにはどうすればいい?

初期の歯肉炎は原因であるプラークを取り除くと健康な状態に回復します。

しかし、炎症を放置してしまうと、
骨が減り、歯茎が下がり、歯が長くなったように見え、土台が弱くなって
歯がグラグラするまで進行してしまった歯周病は、自宅での歯磨きだけでは
食い止められません。

そうなった場合は、一刻も早く歯医者で処置してもらう必要があります。
早ければ早いほど抜歯しなくてすみます。
歯を守る為には定期的な健診で、歯周病の早期発見、早期治療をすることが大切です。

4.歯茎から膿が出てくる

歯周病で歯周ポケットから膿が出てくるまで症状が進行したときは、急性化膿性炎症
(きゅうせいかのうせいえんしょう)
が起こっています。

急性化濃性炎症とは?:

この炎症は免疫細胞と細菌と戦って、その死骸が膿となって病巣(原因となっている箇所)から染み出てきます。

炎症のタイプ:

この炎症は2つのタイプがあります。
1つ目は、病巣の周囲のみで炎症を引き起こすもの。
2つ目は、膿が顎の周囲に拡大し、炎症を引き起こすものがあります。

症状:

症状としては、
炎症と膿により、発症部分がパンパンに腫れ上がり、内部の圧力が上昇して
激しい痛みが起こります。

この炎症により、免疫力や肉体のコンディションによっては顎や頬に腫れが
広がってしまう
のです。

5.炎症を予防するにはどうすればいい?

まず、急性化膿性炎症を起こさない為にも、
・自宅での丁寧なブラッシング
・定期的な健診
でお口の健康を保つようにしましょう!

歯周病の原因になる歯石をそのままにしておくと口臭の原因にもなります。
定期的に歯医者で歯石を除去してもらうことも予防の一つです。

もし、急性化膿性炎症をおこしている場合は、
膿のたまっている部分を切開し、膿を取り出す治療を行います。

6.まとめ

歯茎の痛みは繰り返すものが多く、時間がたつと痛みが引いてしまうものもあります。
ただ原因が改善されなければより悪化してしまいます
我慢するよりも、早期に歯医者で治療をしたほうが歯を守ることができます。

ご予約は
0120-469-249
詳しい治療内容や期間・費用などご相談ください。
緊急性のある方はその旨をお問い合わせ時にお伝えください。


歯科を最後に受診したのはいつですか?

みなさん最近歯科に通われたのはいつですか?
「歯が痛くないから………」と放置していませんか?
治療途中で痛みが無くなったからと治療を中断していませんか?
歯医者は歯が痛くなってから行くという方も多くいらっしゃると思います。
それに中々時間が取れない、行く機会がないとどうしても先送りにしてしまいますよね;;
ですが、歯が痛くなってからいざ行ってみると
他の歯も虫歯になっていた、虫歯が大きくなっていた、なんて事も(;_;)

歯の治療はどうしても足を運びにくい、痛くなってから、と放置していると
虫歯や歯周病はどんどん進行してしまいます。
特に歯周病は痛みがないことがほとんどなので知らないうちに症状が悪化している方も多く見受けられます。

歯は生活をする上でも大切なパートナーです⭐️
どんな些細なことでも構いませんので
気になることがあればお気軽に受診してください!!

何も気になることがなくても「最近歯医者に行ってないな……」と思ったら
是非定期検診等でお越しください。ご自身の今のお口の状態を知ることが大切です!!


電動歯ブラシ

患者さまから電動歯ブラシ使っているんですが?磨けていませんか?電動歯ブラシ使えば磨けますか?と質問されることがあります。

電動歯ブラシの種類もいろいろあります。

・振動式歯ブラシ
往復運動をし振動回数は低めで毛先が歯に直接触れることで汚れを落とす歯ブラシです。

・回転歯ブラシ
ブラシを回転運動させて毛先を歯に当てて汚れを落としていく歯ブラシです。

・音波歯ブラシ
音波を発することで高速の水流を作り汚れを取り除いてくれる歯ブラシです。
毛先を直接歯に当てて汚れを落とすと同時に音波の高速の水流や発生する細かい気泡が毛先に当たっていない離れた周囲の汚れも落としてくれます。

・超音波ブラシ
音波ブラシと比べて振動数が多く汚れを除去する力が最も強い歯ブラシです。
振動が細かい為に、自分で動かす通常の手磨きと同じ動作が必要になります。

電動歯ブラシは基本的2分程度で終わらせるのが良いとされていて、1本あたり5秒くらいの計算です。
あまり強く押し当てたり、長時間磨いていると歯茎を痛めたりすることもあるため短時間でしっかりと汚れを落とすようになっています。
歯磨き粉は電動歯ブラシの場合は研磨剤入りは歯を痛めてしまうので、ジェル状や研磨剤の入っていないものを使用してください。

当て方は決して歯に強く押し当てない。軽く当てる程度です。
手磨きのようにゴシゴシとする必要はありません。
軽く当ててスライドさせていきます。
しかし、超音波歯ブラシは手磨きのように動かす必要はあります。

そしてただ当てるだけでなく、歯の表面は歯に対して90度、噛み合わせの部分も90度に当て、歯と歯茎の境目の部分には45度というように少し角度をつけて当ててもらうのが適切です。
前歯の裏側やきちんと歯が並んでいない部分などは縦にして1本ずつ当ててもらうのがきちんと磨けます。

電動歯ブラシだからきちんと磨けるというのではなく正しい使い方ができていないと歯茎を痛めてしまったり十分に汚れを落としきれていないということもあります。
一度歯科医院で手磨きの指導を受けていただき、電動歯ブラシを使用する前にも正しい当て方、使い方の指導を受けていただくことをおすすめします!


歯を抜いた後の処置

歯を失うと、補う方法として入れ歯やブリッジ(橋渡しの被せ)、インプラントなどの方法があります。

処置によっては、歯を抜いてしばらくは傷口の治りを待たなければならない場合もあります。

インプラントは、人工の根っこを歯茎の中の骨に埋め込む処置です。
麻酔をした上での外科手術になりす。
もちろん麻酔は、局所(部分)麻酔なので大掛かりではありません。

ブリッジは、両隣に歯がある、もしくは一番奥などがない場合延長した3本繋ぎの歯にすることもできます。

入れ歯は、歯茎の上に乗せて残りの歯にバネを引っ掛け、固定した上で噛めるようにしますが、何度か調整が必要です。

もし歯を抜いたあと、何も処置をせず放っておくと歯と歯の間隔が広くなり、食べ物がはさまりやすくなります。
噛み合わせも悪くなります。
いずれにせよ、そのままにしておくと食事がし辛くなります。

もし、歯やお口のことで相談したい方は院内でハッピーそうだんを行っていますので、お気軽にご相談くださいね♪
ホームページでも無料のメール相談を行っています!
ちょっとした疑問など、なんでもご相談ください(^ ^)no-translate-detected_1303-9353


治療後なのに歯がしみるのはなぜ?

歯の治療をした時に元々痛みがなかった歯でも、しみたり、痛んだりすることがあります。
神経のある歯につめものをした後にもしみたいりすることがあります。
理由として
・虫歯が深くて神経に近いところまで進行している場合に完全に虫歯を取り除くため神経の近いところまで歯を削り神経が過敏な状態になる。

・歯を削る際、刺激が加わり敏感になり痛みが出る。
その過敏な状態の歯につめものとして金属の物を使用した場合、金属は熱を神経に伝えやすい為、しみることがあります。痛みは数日、数週間、長い人は数ヶ月続く場合もありますが、だんだん治まってきます。
しかし、日常的に、しみや痛みによる影響が出るようなら神経を取らないといけない場合もあります。

ではなぜ?神経をすぐ抜かないのか?

歯の中には神経や血管、細胞が詰まった部分、歯髄という組織があります。
歯髄はミネラルなどを運ぶことで歯の健康状態を守り、歯の組織を変化させたり、修復したりする働きがあります。
その歯髄を取ってしまうと、そうした働きは失われます。
歯髄があることによって、歯に水分が供給され、歯は弾力性があり割れにくく、欠けにくい状態に保たれているので、歯髄を抜くとそうした働きも失われます。
ですから、神経、歯髄を抜く処置はなるべくしないようにしています。

ですが、治療後様子をみられて、しみや痛みが出ておかしいと感じましたら、いつでもご相談ください。


入れ歯(保険と自費)について

まず入れ歯を作成する際『保険の入れ歯』か『自費の入れ歯』か選択していただくことになります。
保険と自費の入れ歯は具体的にどう違うのか?と疑問に思われている方も多くいらっしゃると思います。
今回はその違いについてご紹介します。

・保険の入れ歯のメリット・デメリット
 ◎メリット
  ・保険内で作成する為、費用が少ない価格で済む
  ・作成期間が短いので、お渡しまでが早い
  ・プラスチック製なので修理がしやすい
 ✖️デメリット
  ・プラスチック製の為、耐久性が低い
  ・違和感が強く出やすい
  ・熱伝導率に劣る
  ・歯にかかる金具が目立つなど、審美性に劣る

・自費の入れ歯のメリット・デメリット
 ◎メリット
  ・審美性に優れる
  ・精密な型取り、素材が異なる為、違和感などが少ない自分にあったものが作成できる
  ・熱伝導率に優れる
  ・耐久性に優れる
 ✖️デメリット
  ・費用が高い価格になる
  ・保険のものより工程が多い為、作成期間がやや長くなる

保険の入れ歯と自費の入れ歯では「費用」や「見た目」、「使い心地」など大きく異なります。
それぞれにメリット・デメリットはある為、何に重点を置いて作成するかをじっくり考えなければなりません。

日常生活で食事や会話など、必要なものを手助けする上で、ご自身に合った入れ歯を入れることはとても大切なことです。
入れ歯の作成や修理などでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。


毎日のブラッシング頑張ってますか?

20190612
こんにちは、藤本歯科の藤本です。

毎日のブラッシング頑張ってますか?しっかり磨けている人は約2割と少ないです。

歯みがきの意識と現実には大きなギャップがあり、その要因には、ブラッシング方法が間違っている、自身の口腔内の状態に適したケアができてない、磨き方によって効果的に歯垢を落とせていないなどが挙げられます。

歯垢が残りやすいポイントを鏡でチェックして、磨き残しが無いかを確認し丁寧にケアしてください。歯垢が残りやすい所として、奥歯の噛み合わせの部分・歯と歯茎の境目歯並びが悪いところがあげられます。

歯間や歯並びが悪い所など、歯ブラシが届きにくいところについた歯垢を落とすには、デンタルフロスやスペースブラシと言った補助用具を習慣的に活用するのがおすすめです。

デンタルフロスは歯間の歯垢を効果的に落とすことができ、スペースブラシは磨き残しが気になるところにピンポイントで毛先が届く優れたアイテムです。
フッ素を配合した歯みがき剤や、むし歯リスクが高まる就寝中の細菌の増殖を抑えるデンタルリンスなどを、日々のセルフケアに活用するのも良い方法です。

適切なセルフケアは、歯並びやお口の状態によって人それぞれ異なります。
歯科医院での指導に基づいた自分に合った歯みがき習慣で、大切な歯を守りましょう。

※歯垢とは、歯の表面に付着して増殖する細菌の塊です。
1mgの歯垢には1億を超える細菌がいるといわれ、むし歯や口臭、歯周病などの原因となります。