月別アーカイブ: 2021年6月

金属アレルギー

私たちは食品などの、重金属汚染には敏感ですが、お口の中の金属には意外に無頓着ではないでしょうか?
それが原因で、全身にアレルギー反応を起こす方がいらっしゃいます。症状としては、手足の裏に膿をもった水疱状のものができ、ボロボロと皮がむけたり、関節痛を併発することもあります。金属を入れてすぐに症状が出るのではなく、年月を経て金属がイオン化し、お口の中に少しづつ溶け出し、体内に取り込まれてこの反応が起こります。
原因不明の皮膚炎に悩まされている方は一度皮膚科を受診されると良いと思います。アレルギーの原因となる金属が判明したらその金属を取り除き、セラミックやプラスチック樹脂といった金属以外の材料を用いて治療します。無料カウンセリングも実施しておりますので、お気軽にご相談ください。


初めての歯医者さんや、まだ治療に慣れていないお子様の保護者へ

子供にとって病院に行くことが苦手だということは自然なことです。

中でも歯科治療は大人でも苦手な人が多くいます。

大人は我慢できることも子供にはとても大変です。

子供の虫歯治療を始める際に、まずは次のようなことに気をつけて下さい。

  • 治療する時間帯を体調のよい午前中に

どうしても空腹時やお昼寝の時間帯、夕方は機嫌が悪くなりイヤイヤになりやすいです。

  • 嘘をつかない

『今日は見るだけ』『痛くないよ』『怖くないよ』はかえって想像してしまい、逆効果になってしまうことも…

痛くない治療を心掛けていますが、治療内容によっては痛みを伴うこともあります。

  • 怖がることを言わない

何か悪いことをしたのか『そんなことするなら歯医者さんに歯を抜いてもらうよ‼️』と叱りつけている場面に遭遇したことがあります。

これは歯医者に対しての恐怖が大きくなり、不安をより強く持ってしまいます。

『歯医者さんは怖くない場所』だということを普段から教えて、認識してもらうことが大切です。

本当に治療が必要な時に嫌な連想をしてしまわないよう『歯医者さんに連れていく』は叱り文句にしないでください。

  • 治療後はたくさん褒めてあげる

何事もいきなりできるわけではありません。

歯科治療も同じです。

少しずつできることが増えることにより自信がつきます。

『歯医者さんのイスに座れたね』『大きなお口開けられたね』など、どんなに小さなことでも結構です、たくさん褒めてあげてください。

そして『いっぱい頑張って嬉しいなぁ』と気持ちを伝えてください。

当医院では無理な治療は致しません。

しかし保護者の希望や緊急に対応しなければならない時は、スタッフやご家族が押さえつけて治療にあたる場合もあります。

基本的には初めてのお子様には器具を見たり触ったりして、まず慣れていただくことから始めます。

『早く治療してほしい』とやきもきされるかもしれませんが、コミュニケーションを大切にしています。

中には『暴れても治療してほしい』という保護者もいらっしゃいます。

そういったことも一緒に治療方針を相談させていただければと思います。

私も1児の母です。

子供を病院に連れていくことは本当に大変ですよね💦

一緒に子供の歯を守っていきいましょう♥️