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テトラサイクリン歯を白くキレイな歯へ☆

前回お話したテトラサイクリン歯
もちろん、白くキレイな歯にできますよ!!
方法はホワイトニング・オールセラミッククラウン・ラミネートベニアの3種類です。
今回はまだお話していないラミネートベニアを紹介します。

ラミネートベニアとは?

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素材はセラミック(陶材)なので自然な仕上がりです。

☆*゚メリット ☆*゚
・色だけでなく形も修正可能
・ホワイトニングよりもっと白くできる
・色の後戻りがない
・削る量が少ないので、基本的に麻酔は不要

☆*゚デメリット ☆*゚
・自分の歯を削らなくてはいけない
・ホワイトニングに比べて費用は高価
・使っていくうちに、貼りつけたものが割れてしまうこともある

当院ではこのラミネートベニア、以前オールセラミッククラウンの回でお話した『セレック審美治療システム』に対応しています。
テトラサイクリン歯の治療だけでなく、前歯のわずかな歯列不正もラミネートベニアで修正可能です。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください♪


テトラサイクリン歯

テトラサイクリンとは?
タンパク質合成を阻害し、病原微生物の増殖を抑えるようにはたらくテトラサイクリン系抗生物質の総称です。
これにはミノサイクリン・オキシテトラサイクリン・クロールテトラサイクリンetc…多くの種類があります。

以前は風邪薬のシロップとして一般的に使用されていましたが、今から約50年前に歯に対する副作用が初めて報告され、最近では使用が控えられていますが、呼吸器系疾患・皮膚疾患etc…現在も治療に使用されています。

テトラサイクリン歯とは?
母親の妊娠中~8歳頃までにテトラサイクリンを服用し、その中に含まれている蛍光粒子が原因で変色してしまった歯をいいます。
紫外線によって色が濃くなるため、生えたての歯に変色がみられなくても数年で変色してきます。

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光が当たる前歯は特に変色が目立ちます。
この蛍光粒子は歯の象牙質や骨に沈着するので容易に除去できません。
服用した時期によって着色の位置は異なり、前歯~6歳臼歯に左右対称的に現れます。
色は服用した薬によって異なり、濃いオレンジ・茶色・薄い黄色の縞模様etc…様々です。

テトラサイクリン歯は白く綺麗な歯にすることはできないの!?

次回はそれについてお話させていただきます!


歯ブラシだけでは不十分!

虫歯がないと思っていたのに、歯と歯の間に虫歯が見つかったらショックですよね(>_<)
毎日の歯磨きでどれくらい歯垢除去ができていると思いますか? 実は歯ブラシで磨いただけでは、歯と歯の間の歯垢は60%程度しか取り除くことができません。
残った歯垢を放っておくと歯周病や虫歯の原因となりますので、「歯間ブラシ」を使って効果的に歯垢を除去しましょう(^_^)
ちなみに歯ブラシと歯間ブラシを併用することで、85%程度歯垢除去することができます!

歯間ブラシにはカラー別にサイズがあります。それぞれ患者さんに合ったサイズを衛生士が選び、使い方の指導をさせてもらいますので、お気軽にお尋ねください(^_^)


着色汚れ(ステイン)

着色汚れについてお話しします。

趣向品(たばこやコーヒーなど)を普段から摂取回数が多い方はその分、自然と着色がつきやすいことになります。
かと言って、趣向品を我慢するのはストレスになりますよね。

湯呑に茶しぶがつくように、歯の表面にも全く同じような事が起ります。
タンニンはカルシウムや鉄のような金属イオンやタンパク質などと結びつきやすい性質なので、食品中に含まれるさまざまな色素や有機物を歯の表面に沈着させ、歯の着色汚れの原因の一つとなります。
また、赤ワインなどに含まれるポリフェノール、カレーの色素、タバコのヤニなど、色々な物質によっても、歯の表面に着色汚れが生じてしまいます。

特に歯の裏、歯と歯の間や歯と歯茎の境目など、歯みがきのしづらい部分、また歯の表面でも目に見えないざらざら(ミクロの傷)のところに着色汚れはつきやすいのです。

ですから、ついてしまった着色汚れが取れなくなる前に、毎食後に歯をていねいにみがいて、いつもきれいにしておくことが重要です。

いずれにしても、一度着色がついてしまうと中々市販の歯磨き粉だけではステイン(着色)除去することは難しいです。
歯が痛くなくても、半年に一度は歯医者での定期的なメンテナンス(歯のクリーニングや歯周病の検査など)を受けられることをオススメいたします。

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アマルガム

今回は、アマルガムについてお話しします。

アマルガムとは他の金属と水銀を混ぜた物をいいます。
1980年代ではその詰め物が普及していましたが、今では取り扱ってる医院は少ないです。

水銀と聞くと体に良くないイメージが強いと思いますが、専用の機械で混ぜ合わせるので水銀だけ溶け出すようなことはありません。

しかし、入れてから年数がかなり経つ物は黒ずんでいたり一部がかけてる場合があります。
アマルガムの場合は浅く削っていても詰めることができるので、そのため一部欠けやすいです。

アマルガムは一見、銀の詰め物と大差ないのでわからない方が多いですが、詰め物が黒ずんでるのが気になる方や一部欠けて段差ができてる方は新たにやりかえるのも一つの手です。

欠けてしまった際から中で大きく虫歯になってしまう前に一度、定期健診をお受けいただけると詰め物が増えずに済みますよ(^^)

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2種類のセラミッククラウン~メタルボンドクラウン~

前回はオールセラミッククラウンについてお話しました。
今回は、その話の中でも出ましたメタルボンドクラウンについてお話します。

*特徴*
被せ物の全体をセラミック(陶器)で覆い、内面を金属で補強しています。
いわば七宝焼です。
全てセラミックでできているオールセラミッククラウンと違って、歯を作る際に土台に金属を使っているので色調や透明感は多少劣りますが、非常に丈夫で長持ちします。
そのため、奥歯やブリッジのような強度が求められる部分に適しています。

☆*゚メリット ☆*゚
・金属を使うので丈夫で欠けにくく長持ち
・変色しにくい
・歯周病になりにくい
・天然の歯に似ているので、見た目がキレイ
・さまざまな歯に対応できる

☆*゚デメリット ☆*゚
・色調や見た目はオールセラミックより多少劣る
・使う金属でにより、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合わ、金属アレルギーを引き起こす可能性がある
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・高額である

2回に分けて、セラミックの被せ物のお話しをしましたがいかがでしたか?
これからも、皆さんにいろいろな歯科情報をお届けしていこうと思っております。
またお時間ある時に覗いてくださいね♪


2種類のセラミッククラウン~オールセラミッククラウン~

最近『昔入れた前歯の被せ物が変色してきたので白くしたい!!』という患者さんが老若男女問わず増えてきました。

というわけで、今回は変色がほとんどないオールセラミッククラウンをご紹介します。

*特徴*
被せ物の素材が全てセラミック(陶器)でできています。
金属を使うメタルボンドクラウンと違って全て光を透すので天然の歯に近い透明感に仕上がります

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なので、見た目の気になる前歯に適しています。
また、金属を使っていないので金属アレルギーをお持ちの方でも安心してお使い頂けます。

☆*゚メリット ☆*゚
・天然の歯に最も近い透明感で、自然な仕上がりになる
・着色や汚れが付きにくい
・身体に優しい素材なので、アレルギーの心配がない
・金属によってできる歯の根元や歯茎への変色がない
・虫歯や歯周病になりにくい

☆*゚デメリット ☆*゚
・メタルボンドのように金属を使っていないので、強い衝撃により欠けてしまうこともある
・保険適用外なので高額である

当医院では『セレック審美治療システム』を導入しております。
天然の歯に近い色や質感を持つセラミックブロックを使い、歯を削ってから被せ物を入れるまで最短1時間程で終了します。
従来の費用よりも安価で、実際に治療された方にもご好評をいただいております。

興味のある方は、お気軽にお尋ねください♪


シーラント(歯の溝の虫歯予防)

当院では、お子さんの虫歯予防のため6才臼歯(6才頃に生える大人の歯)の溝を予防として埋める処置を行っています。

シーラントとは、簡単に言うと虫歯になる前の健康な歯を削らずに、奥歯の噛みあわせの部分にプラスチックを埋め込んで、その部分を虫歯予防しようという方法です。

もし、虫歯になってしまい、その虫歯が深いと保険内では銀の詰め物の処置になりますので、虫歯になる前に健康な歯をシーラントをすることで汚れが入り込む心配が少ないです。

ただ、シーラントをしたからといって虫歯にならないわけではないので、定期健診でフッ素を塗ることによりお口全体の虫歯の予防が効果的です。

一番大切なのは毎日の歯磨きなので、お子さんが小さいうちはお母さんの仕上げ磨きが重要です。

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歯肉マッサージ

唾液(だえき)は口の中を掃除する働きがあるので、ストレスなどで唾液の量が減ると、口臭や虫歯のもとになります。

唾液の分泌を促すためにも、歯ぐきの血行を良くことが重要です。

肩こりや腰痛も、血流が悪くなると起こりやすくなりますよね!
それと同じで、歯も歯茎という筋肉と歯そう骨という骨によって支えられているので、血液循環を促して歯茎の働きを活性化する必要があります。

そこで、今回は歯肉マッサージの話をします。

①手をきれいに洗う。

②歯磨きをして歯の汚れを除く。

③人さし指の腹で、歯茎全体をゆっくりとなでる。
下側の左奥から中央へ向かって2~5回、右奥からも同様に。次に上側の左奥から、右奥から同様に。

④歯と歯茎の境目をていねいにマッサージ。
この時、爪を立てて歯茎を傷つけないように注意しましょう。

⑤歯茎と唇、歯茎とほっぺたの境目部分をそれぞれ2~5回マッサージ。

いずれも、刺激をし過ぎないで、なでるように優しく行いましょう。

平たく言えば、人差し指で歯茎を軽くこすってマッサージをするのですがやってみると中々気持ちいいですよ(^^)

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