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歯石とは

歯石とは…
歯に付着して除去されない歯垢が石灰化し石のように固く固まってしまったものを歯石といいます。

このように固く固まってしまった歯石は歯ブラシでは除去することができません。

除去するには歯科医院で器具を使い取り除きます。

歯垢から歯石になるまでの期間はだいたい2日と言われています。

歯石をそのままにしておくと口臭の原因になったり歯周病などにも影響を及ぼします

歯石に気がつかないままそのままになってしまっている方も少なくありませんので定期的に歯石をとるようにしてください。

 

 


永久歯の先天性欠如

永久歯は親知らずを除くと全部で28本ありますが、生えてくるべき永久歯が生えてこないことがあります。
これを先天性欠如といい、約10人中1人に見られ、その数は少しづつではありますが年々増加しています。
これは何らかの理由で永久歯になるための歯の卵のようなものが出来なかったためで、
本来あるべき永久歯がないために乳歯が長く残ったり、歯と歯の間に隙間が生じたりして歯並びが悪くなることがあります。

先天性欠如の原因は未だ解明されておらず、因果関係も明確ではありませんが
「遺伝」「妊娠中の栄養欠如」「全身疾患」「薬物乱用や副作用」などが原因と考えられています。
また、不要な歯が淘汰されつつあるという説もあります。

先天性欠如の歯科治療方法は年代によって異なります。
小学生以下の場合は一般的には乳歯の抜歯は行わず、経過観察をし、顎の成長を誘導します。
中学生以上になると、全体的な矯正治療が可能になるので、乳歯を抜歯し矯正器具を用いて歯並びを改善して隙間をカバーする治療をすることもあります。
20歳を過ぎると、残っている乳歯は自然に抜けていくことが多く、矯正治療の他に
「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」などの併用による治療も選択肢となってきます。

先天性欠如が認められた場合は将来的な計画が必要です。
矯正治療をするのか、そのまま乳歯を使い続けるのかなど、しっかりと考える必要があります
当院でもそのようなお話をする機会が多くなってきたように思います。
もし当てはまる方がおられましたら、ぜひご相談ください。


※防災用品の1つに加えてください※

今後30年以内に東海・東南海・南海地震については発生確率が非常に高いとされています。
みなさんはもしもの備えとして、防災用品を準備されていますか?

1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災。
震災の難から逃れられたにもかかわらず、避難生活中に肺炎を患い200名以上の方がお亡くなりになりました。
大規模災害時には水が大変貴重になるために歯磨きができず、お口の衛生状況が悪化

繁殖した細菌が誤って肺へ

誤嚥性肺炎の発症
となってしまったと考えられます。

そこでみなさんに是非とも防災用品の1つとして加えていただきたいのが液体歯みがきと歯ブラシです!!!
被害が甚大な災害時にはまず食料や水・毛布などが求められますが、お口のケアも健康を保つためには必要です。

大切な身体を守るためにも忘れず加えて下さいね(*^^)v
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新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
本年も皆様の健康を、お口を通してサポートさせて頂き、一人でも多くの患者様が笑顔になっていただけるよう努力していきたいと考えております。
どうぞ宜しくお願い致します。

お正月休みが終わりお休み中に起こったお口のトラブルで来院される患者様もいらっしゃると思います。
また、定期検診にと来院される患者様も、一度当院にお電話いただければ、空いたお時間や待ち時間が少ないお時間をお伝えすることができますので、よろしくお願い致します。

歯磨きがしっかりできているか?
新たな虫歯ができていないか?
歯周病が進行していないか?
などの検診は重要です!

新しい年をきれいな健康な歯でスタートさせるためにも何か気になることがあればぜひご来院ください。

年始は1月6日木曜日からの診療となります。