歯の『変色』と『着色』について

近頃患者様から「歯の色が気になる」、「歯が茶色い気がする」と、ご相談を受けることが多くなってきました。

今回は歯の『変色』と『着色』の違いや原因についてお話しします🤗

まず変色の原因は、

①薬物(テトラサイクリン、フッ素)によるもの

②虫歯

③エナメル質形成不全(歯のエナメル質の形成異常で遺伝や後天的なものがあります)

④失活歯(神経がない歯、歯をぶつけるなどして神経にダメージを受けた歯)

⑤加齢

着色の原因は、

①色の濃い食べ物、飲み物(カレー、コーヒー、紅茶など)を頻繁に摂取する

②タバコ(タール(ヤニ))によるもの

『着色』は日々のケアや医院でのクリーニングで除去することが可能ですが、

『変色』はホワイトニングで改善するものもあれば、歯の表面を削って付け爪のように貼り付けるラミネートベニア、歯全体を削って白い被せ物を被せる処置などが必要になる場合もあります。

ご自身の歯を見て、「変色なのか着色なのかどちらか分からない・・・」とお困りの方はぜひ一度ご相談ください!!💕


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