高齢者の入れ歯の手入れはどのようにする?

部分入れ歯を実際に入れる手順としては、
型取りした歯型をもとに、
歯科技工所が1~2週間ほどかけて、入れ歯を作製します。
歯科医院で実際に患者が部分入れ歯を装着し、
付け具合など微調整していきます。
部分入れ歯ではなく、
両隣の歯を土台に人工の歯を固定する「ブリッジ」を装着する選択肢もありますが、
土台となる両側の歯を削る必要があるので、
まずは費用の安い部分入れ歯を試してみるのも一つの考えです。
部分入れ歯を使う際の注意点としては、清潔さを保つのが何より大切です。
取り外してブラッシングする際は、
通常の歯ブラシではなく、入れ歯用ブラシを使うことが大切です。
注意したいのは、一般的なチューブ入り歯磨き剤は使わないことです。
研磨剤が入っていて、入れ歯の樹脂部分に細かい傷を付け、臭いや雑菌の温床になる恐れがあります。
入れ歯専用の歯磨き剤を使うか、流水でブラッシングしましょう。
就寝時には外して清潔な水に漬け、除菌消臭効果のある漬け置きタイプの洗浄剤を使うのもおすすめです。


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