日別アーカイブ: 2017年7月7日

百害あって一理なし‼歯周病と煙草

  • 百害あって一理なし‼
  • 歯周病×煙草

百害あって一理なし‼

近年減ってきたとはいえ、まだまだ愛煙家の方は多いようです🚬
タバコを長期間続けているとタバコ顔(スモーカーフェイス)といって顔全体に細かなシワやたるみができ、鼻の脇から口元の深いシワが入り、肌あれや吹き出物、毛穴が開き、老けた印象の顔になります。

 ニコチンは毛細血管を収縮させて血液の循環を悪くし、火をつけた時に出る一酸化炭素は血中のヘモグロビンと結合し、酸素を運ぶのを妨げてしまいます。
煙は女性ホルモンの分泌を抑え、細胞を傷つけ老化のもとになる活性酸素を発生させてしまうため、タバコ顔になってしまいます。

 そして、歯周病の最も危険な要因になります‼‼
白血球の機能が落ちて歯を支える骨が下がり、心筋梗塞や脳卒中、肺気腫、ぜんそく、妊婦の方は胎児の発育障害や早産の危険も高まります。

 タバコは歯にも体にも利点は1つもありません。
やはり禁煙をお勧めしたいです💦

歯周病×煙草

最近、禁煙された患者さんが何名かいらっしゃいました。
喫煙は血管を収縮させ、歯茎の血行を悪くさせます。免疫力や修復機能が低下してしまうため、歯周病菌が動きやすい口内環境を作ってしまいます。タバコを吸っている人はそうでない人にくらべ、2.1〜4.7倍も歯周病になりやすいというデータがあります。

歯周病の初期症状は歯を磨くときに血が出たり歯茎がムズムズするといった症状です。

さらに歯周病が進むと、歯がグラグラしてきたり、歯並びがわるくなってきたりします。

歯周病の治療は「健康だったときの状態に戻す」のではなく、「これ以上進行しないようにする」のが目的です。

少しでも歯周病を食い止めれるよう
いっしょに考えましょう^o^!