虫歯菌が脳の病気を引き起こす⁉︎

ひどい虫歯に加えて、免疫力が低下していると時には脳の病気になり得ることもあります。

歯には神経があり、血が通っています。
ひどい虫歯の場合は、神経まで達し虫歯菌が血管内に侵入します。
通常ですと、自分の免疫力で菌を攻撃し対抗できるので何の問題もありません。

ただ、日常的にお酒やタバコ、脂っこいものを多く摂る生活習慣を続けてしまうと、血液ドロドロの、いわゆる濃縮型血液になってしまいます。
そのため、血液の流れはますます悪化。

重症になると、頭痛や嘔吐といった症状が起こります。
これは、脳静脈の血液の流れが悪くなり、脳内の圧力が増したことで引き起こされます。
そして、虫歯菌によって血管が狭くなった部分に血栓が溜まり始め、ついには完全に詰まってしまい、脳静脈血栓症を発症する最悪の事態を引き起こします。

頭痛と歯痛どちらも耐え難いものですが、頭も刺すような痛みや吐き気など異常な場合は早めに気づけるようにしましょう!

一番大切なのは、痛くなくとも歯医者で定期的な検診を受けることが大事です。


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