ひなたぼっこで歯を強く

紫外線を浴びることは皮膚炎や肌の老化をもたらすなど、怖さだけが注目されていますが「日光浴が歯を強くする」ということをご存じですか?
実はとても大切な役目を果たしているんですよ。

カルシウムが一定量保たれることで歯や歯ぐきの健康を保つことができるのですが、ビタミンDはそれを体内に供給する働きを持っています。
ゆえに体内のビタミンD不足はカルシウム不足につながるといえます。

ビタミンDは食べ物から摂取しようとしても、それをたくさん含む食品がそれほど多くありません。
しかし、太陽を浴びた皮膚から作り出すことが可能なんです!
イギリスでは積極的に日光浴を行ったほうがよい、と推奨されています。

現代の日本人は一部の新生児も含め、ビタミンDが慢性的に不足しているといわれています。
これは日焼け止めの多用、極端に日光を避ける生活などが関係している可能性があります。

午前10時~午後3時の日光で少なくとも週2回、5~30分日焼け止めを使用せず、顔・手足・背中への日光浴で十分な量のビタミンDを作ることができます。
赤ちゃんは柔らかな日差しが入る場所で日焼け止めを使わず5~10分の日光浴で作ることができます。

ぽかぽか陽気が徐々にジリっと暑くなってきていますが、窓際などでひなたぼっこしてみてください(*^^)v


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