月別アーカイブ: 2014年2月

寝たい気持ち、よーくわかります

みなさん、お酒は好きですか?
私は大好きです ♡*.゚笑
お酒といってもたくさん種類がありますよね。
ワイン・ビール・日本酒などの『醸造酒ウイスキー・ブランデー・焼酎などの『蒸留酒』の2つに大きく分けられます。

醸造酒は果実や穀物などの糖分を発酵させて作るので、虫歯のリスクが高めです。
特に白ワインは酸が多く含まれているので酸蝕歯になりやすいようです。
また赤ワインも同様に酸が多く、なおかつ色素沈着しやすいのでホワイトニングをした直後や白い歯を求めている方は、できるだけ控えていただくことをオススメします☆*.+

蒸留酒は醸造酒よりも糖分が少ないので虫歯リスクは低めです。
しかしチューハイ・ハイボール・カクテルは糖分が含まれた炭酸・ジュース・リキュールで割るので注意が必要です。

過去に『毎日、口の中をアルコール消毒してるから虫歯ないねん!!』とおっしゃるご高齢の男性患者さんにお会いしたことがあります。
失礼ではありますが、私の頭の中は『?』でいっぱいになりました…
よくよく話を聞いてみると、毎日お酒を呑んでいるとのことでした (¯―¯٥)
残念ながら虫歯はアルコール消毒ができません!
もし仮にできたとしても最低70度ないと殺菌作用がありません。
当てはまるお酒としてウォッカがありますが、これをストレートで口に含むのはなかなかできないですよね…

楽しくおしゃべりしながらおつまみを食べていると、あっという間に時間が経ちますよね♪
そしてそのまま寝てしまう…なんてことありませんか?
気持ちが良い状態で寝たい気持ち、よくわかります!!
しかし、お口の中は大変よくない状態です!!
呑んだ後でもきちんとはみがきしてお休みくださいね ♬

そしてお酒は程々に…”(*>∀<)o(酒)”


歯と仏様…共通点は!?

虫歯などで歯を削ったり失ったりした際に、その部分を詰め物や被せ物・入れ歯で補いますが、これらは歯科技工士が1つ1つ手作りしています。
現在は国家試験に合格し免許を持った者が作っていますが、遥か昔は誰が作っていたと思いますか?
答えは仏師。
そうです、仏像を彫る仕事をしている人です!!
歯と仏像…ピンとこないですよね(•́ω•̀ ٥)

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この入れ歯は室町時代のもので、材質はツゲの木です。
当時は仏師が仏像を彫る合間に作っていたそうです。
その後江戸時代になると入れ歯師という人達が現れ、専門職になっていきました。

材質は異なりますが、姿形は現代のものと同じですよね♪
粘膜に吸着させて使うという理論も同じです。
強度を持たせるために奥歯の噛み合う面に鋲を打つなど、実用性もちゃんと考えられています。

歯科医療も進歩し、失った歯はブリッジやインプラントで補うことが可能になりました。
しかし、歯科技工士がどんなに良いものを作ったとしても自分の歯に勝るものはありません!!
1本でも多く自分の歯を長く使えるように、しっかりはみがきをしましょうね (✿´ ꒳ ` )ノ


オリンピックがありました!

  • オリンピック
  • 冷えますね(>ω<、)

オリンピック

無事に終わりましたね^ – ^
個人的に1番輝いていた選手は男子フィギュアスケートの羽生君です^ – ^

オリンピックを見ていると、つい選手の口元に目がいってしまいます。
笑顔の素敵な方が多いですよね。

最大限の力とパフォーマンスを発揮するためには、しっかりと噛める必要があります。

アメリカの選手は30年も前から試合前に歯の噛み合わせを調整していたそうです。

スポーツ選手に限らず、噛み合わせは虫歯や歯周病にかかるリスクも減らすことができます。 気になる方はお気軽にお問い合わせください^ – ^

冷えますね(>ω<、)

歯がしみると、辛いですよね。
歯の表面はエナメル質という歯質で覆われています。そのエナメル質が失われて、象牙質が露出してしまっているところに刺激が加わることによって、知覚過敏が起こります。

歯に過度な力が加わっていれば、かみ合わせを整えたり、マウスピースを作ったり、定期的なクリーニングをすることによって知覚過敏予防になります。

改善できるよう一緒に考えてみましょう^ – ^


虫歯になりやすいお菓子

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お菓子の中でも特に虫歯になりやすい物があります。

例を挙げると、アメやキャンディ、キャラメル、ガムなどは砂糖がたくさん使われていて歯にくっつきやすく、食べ終わるのに時間がかかります。

その次に挙げられるのは、チョコレート、ビスケット、クッキー、ケーキなどです。

比較的に、どちらかと言えば虫歯になりにくいのは、アイスクリームやプリン、ゼリーです。
砂糖を多く含んでますが、すぐに食べ終わり、歯にもくっつく時間が短いので、お菓子の中ではまだなりにくい部類です。

一番良いとされるのは、せんべいやクラッカー、ナッツ類です。
砂糖が少なく、歯にくっつきにくいためムシ歯にはなりにくいお菓子です。
ただ、スナック菓子はたくさん食べるとねっとりと歯にくっついてしまうので注意が必要です。

一日一回で時間を決めて食べるようにしましょう。
寝る前の飲食はやめましょう。
3歳までに味の好みが決まります。なので、甘味嗜好にならないように甘味の強いものは控えるようにしましょう。


犯人逮捕の決め手に ( ̄ー+ ̄)

昨年末から私の地元では痴漢被害が多発していましたが、ようやく犯人が捕まりました!!
19歳の男子大学生が犯人だったようですが、後ろから羽交い締めにして襲う手口だったようで、被害にあった1人が抵抗した時に犯人の腕に付けた『歯形が決め手となり、逮捕に至ったそうです✧*。

みなさん (๑•̀ㅁ•́ฅ✧
もし何者かに襲われた時は、とりあえず歯形を付けましょう!!笑


大統領辞退!!理由は入れ歯!?

アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントン
彼は若い頃から虫歯が多く、28歳で入れ歯を使用していたそうで、大統領就任時には下の歯が1本だけ残っている状態でした。

当時の入れ歯は現代の吸着するタイプと異なり、上下の入れ歯を金属のバネで連結し、そのバネの力で粘膜に押し付け固定する仕組みになっていました。
また、鉛合金に蜜蝋を塗布した物に大鹿の牙を削って作った人工の歯を並べたものだった為、なんと重さが1.3㎏もあったそうですฅ(º ロ º ฅ)!!
そんな重たい入れ歯が落ちないようにする為には非常に強力なバネを付けなければなりません。
口元の力が緩んでしまうと入れ歯が勢いよく飛び出てしまうので、常にしっかりと噛み締めておかなければならない大変不自由なものでした。
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後にワシントンは最後の1本も失ってしまいます。
何度も総入れ歯を作り替えたようですが、支える歯が無いので安定せず、顔の形も変わり明瞭な発音が出来なくなってしまったので、人前で演説することが嫌になってしまいました。
そのことが理由で、圧倒的な支持を得、大統領三選確実でしたが自ら辞退しました。

ワシントンは咽頭感染症・肺炎の為、64歳で亡くなっています。
前回お話させていただきましたが、歯が無くなれば無くなるほど感染症にかかるリスクが高くなります
毎日のケア+定期的に歯科医院でのケアを受け、1本でも多く歯を残すように心掛けましょうね♪


1本でも多く…

このblogを読んでくださっているみなさんはインフルエンザやノロウイルスにはかかっていないですか?
マスクをするのも大切な予防ですが、まずは手洗い・うがいをしっかりしましょうね♪

さて、先週1/25付の朝日新聞の朝刊に
『歯 少ない人ほど肺炎注意』という見出しの記事が掲載されていました。

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歯がない人は口の中に細菌が多く、肺にも感染しやすい為、抜けてしまった歯が多い人ほど肺炎で亡くなる危険性が高いということが、名古屋大・京都大などの研究グループの調査でわかったそうです。

全国の歯科医師会の会員約2万人を対象に歯や健康の状態などについて回答してもらい、その後に亡くなった人について死因を調べた結果を分析。
肺炎による死亡率と抜けた歯の本数との関係を調べました。
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歯が少ない人には歯周病の人が多く、原因の細菌が唾液や気管を通じて肺に入り肺炎を起こしやすいことや、食べ物をよく噛むことができないために栄養状態が悪くなり、細菌への抵抗力がなくなることも理由だと考えられているようです。

年を取る=歯がなくなると思われがちですが決してそんなことはなく、きちんとケアをすれば防ぐことは可能です。
歯の健康は全身に影響を及ぼすので、お口の中を清潔に保つよう心掛けてくださいね (﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡