定期検診の重要性を知ってほしいッ‼️‼️‼️

『虫歯になれば、歯医者にいって治してもらえばOK💡』

そう思っていませんか⁉️💦

決して間違いではありませんが

虫歯になった→治療する→痛みがなくなった→完治❗ではありません⚠️

 

転んで皮膚に擦り傷ができても、ほとんどの場合はキレイに治ります。

しかし歯は体のほかの組織と違い、再生機能がないため、一度虫歯になると(削ると)元通りにはなりません

(初期虫歯は再石灰化します)

私達がどれだけ一生懸命治療をしても、歯の代わりとなる人工のもの(詰め物や被せ物)で補修し、機能を回復させているに過ぎないのです。

回復させても元々の健康な歯のような強さには戻りません。

 

よって、悪くなる前に定期的に来院し、虫歯や歯周病の原因を取り除く必要があります。

また、痛くないうちに来院することで、治療に対する恐怖心がある方も、比較的リラックスしていただけると思います。

歯医者は『虫歯になったら行く』場所ではなく、

虫歯にならないように定期的に行く』場所でもあるのです☺


歯科検診

4月になり新しい1年が始まりました。

学校では健康診断が実施される時期です。

学校歯科検診では、次のような点をチェックしています。

虫歯の有無、歯肉の状態、歯並びの状態、生え変わりの時期の乳歯 などをチェックしています。

学校検診は、短時間で多くの生徒さんの口の中を検査します。
口の中を見るためのライトは簡単なものですし、歯科の診察室と違い薄暗い場所での検診となります。

歯並びや歯肉の状態、大きな虫歯の有無はわかりますが、歯の間や小さな虫歯を見つけるのは大変難しくなります。

とくに疾病や異常は認められません。と結果が出たとしても、定期的に歯科医院の受診をおすすめします。

虫歯がある。と結果が出れば、虫歯はほおっておいても自然に治りません。
痛くなくても早期に受診をおすすめします。

学生さんだけでなく、新年度が始まるこの時期にみなさん歯科医院での検診にぜひお越しください。


ーフッ素を活かす💪歯磨き方法ー

 

フッ素が虫歯予防に効果的であることは、皆さんご存知だと思います。

最近ではフッ素配合の歯磨き剤が普及し、市販されている90%以上のものにはフッ素が含まれています。
歯への関心が高まり、歯磨きの習慣も定着してきていますが、日本の虫歯の数は他の先進諸国と比べるとまだまだ多いのが現状です。

その原因の一つは、歯磨き剤に含まれるフッ素の効果を活かす歯磨き方法が伝わっていないこと と考えられています。

フッ素の効果を左右するのは、「年齢に合わせたフッ素の量」、「フッ素が歯に作用している時間」、「うがいの回数」など、予防のために有効なフッ素濃度を保ちながら歯磨きをすることが、フッ素を活かす歯磨きのポイントです😋

 

●ポイント●
❶年齢に応じた歯磨き剤の量をつける

❷歯磨き剤を歯全体に広げ、最低でも2〜3分程度泡立ちを保つように歯磨きをする

❸歯磨きを吐き出したあと、少量の水で5秒間程度ぶくぶくうがい(※うがいは一回だけ

この3つを意識してみてください。

 

普段の磨き方、うがいと比べてみてどうでしたか??

 

フッ素は補助的なものではなく、積極的に取り入れることが推奨されています。
日常のブラッシングでも、フッ素の効能を効果的に発揮できるようにしたいですね😁

 


歯垢チェック

多い方では一日3回歯磨きされてる方がいらっしゃいますが、朝など時間が限られてる時や夜疲れてそのまま寝てしまう方もいらっしゃると思います。歯磨きの時に気をつけて頂きたい事の一つに歯垢をつかないようにするということがあります。

検診や診察の時に歯垢がついてきているので磨いてくださいと言われたことがある方もいると思いますが、わからない方も多いのではないでしょうか。歯医者には“染め出し”と言って、磨き残しをご自身で把握してもらうための物があります。

綿に染み込ませた赤い液を歯の表面に塗ると、磨き残した部分の歯垢が赤く染まります。

磨き方のくせや歯ブラシの当て方などをお伝えし、磨いていただきます。

正しい歯磨きができてるか気になる方は一度お口の中を見せに来てください。

 

 

 

 

 

 

 

 


歯周病予防のための歯みがき

歯周病の予防のためには、デンタルプラーク(歯石)を確実に取り除くことが必要です。

歯周ポケット周辺、歯と歯の間、歯と歯肉の隙間、歯並びの悪い所、被せ物やBr(歯の連なった物)の周辺など、デンタルプラークが取り除きにくいポイントでは、歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシ、そして歯みがき剤など、さまざまなツールの力を総合的に利用することが必要です。

歯みがき剤の効果とは、

歯みがき剤を使う目的の一つは、デンタルプラークを取り除くこと、歯みがき剤をつけた方が効率よくデンタルプラークを取り除くことができます。

また、歯みがき剤にはフッ素や細菌成分、抗炎症成分が配合されているものが多くあります。

薬用成分を活用しましょう。

ところで、歯みがき剤を使うと泡や清涼感の影響で歯みがき時間が短くなると思っていませんか?

歯みがき剤を使った場合と使わなかった場合の歯みがき時間の調査では、時間に違いがないことがわかっています。

同じ時間で歯みがきをするなら、歯みがき剤の効果を活かすのはいかがでしょうか。


その歯磨きでは効果なし⁈

毎日行なっている歯磨きが、実は効果が低いやり方だとしたら・・・😱

ここで改めて歯磨きの仕方を見直して見ませんか?

 

▶︎Point1 歯磨きの最適な回数と時間

1日あたりの歯磨きの回数や1回あたりの時間には様々な説がありますが、

あまり長すぎると歯のエナメル質や歯茎を傷付けてしまう可能性が!

ダラダラと歯を磨くことは控え、1歯に対し20回程度を目安に磨いて行きましょう。

▶︎Point2 歯ブラシの持ち方と圧力

細かい動きで効果的に歯を磨くには『鉛筆持ち』がオススメ!

持ち方が悪いと圧力をかけ過ぎて口内を傷付けるほか、小回りが利かず汚れが落ちにくくなってしまうことも。

磨く時の圧力は『100〜150グラム』を目安に♪

▶︎Point3 正しい歯の磨き方

歯磨きは『1本1本磨く意識』が重要です。

このとき、鏡を見て歯ブラシの毛先が歯面に当たっているか確認を!

あっちを磨いたり、こっちを磨いたりしたのでは磨き残しが出てくるため、

一筆書きになるように磨いていくこともポイントです!

歯の表面を磨き終えたら次は歯と歯茎の際を磨きましょう。

歯の根元へ45〜90度の角度で歯ブラシを当てて細かく動かします。

1日1回フロスや歯間ブラシなどの歯間部清掃道具も使えば、プラーク対策もバッチリです☆

 

正しい歯磨きをすれば、今お使いのオーラルケア用品もより効果を発揮できるはずですよ😃


虫歯になりやすい間食の取り方‼︎

歯にとって最も虫歯になりやすい

間食の取り方があります❗️

それは時間を決めず

ダラダラ時間をかけて食べることです!
間食の取り方で大切なのは

※ 時間・量を決めて食べること!

※ 食べた後の歯磨きです!
間食後の歯磨きなんて続けられない…

と思われた方は

うがいから初めてみてください🎵

これからも私たちと一緒に歯を大切にしましょう✨2019_03


歯磨きのタイミング

歯磨きは食後30分待ってからということを聞いたことがありますか?

食べたら磨くではなく歯磨きは食後30分経ってからということは

虫歯ではなく酸蝕症のことだったのです。

虫歯は口の中の虫歯の原因菌が食べ物の中の糖質を分解して酸をつくり歯を溶かす病気です。
しかし食後3分ぐらい経つと歯垢の中の酸性度が下がり、その後40分ぐらいの間に唾液のもつ酸を中和する作用で元のレベルに戻ります。

酸蝕症は酸性の食べ物や飲み物が直接歯にダメージを与える病気です。
つまり虫歯とは違う病気。
虫歯の原因菌がつくる酸の影響ではないのです。

歯磨きは食後30分経ってからというのは
虫歯ではなく酸蝕症についてで、食後ではなく、酸蝕症を引き起こす力が強い酸性食品を摂取した直後がという意味でした。
つまり、虫歯予防の対策には当てはまりません。
酸性の食べ物や飲み物をとったら30分間ずっと待つのではなく、すぐにお水でうがいをするなどお口の酸性度を緩和するようにしましょう。

虫歯予防の為には、食べたら磨く、食後すぐに歯磨きするといういつもの方法がおすすめです。


牛乳も虫歯になるの??🤔

以前お子さんと一緒に来院されたお母さんから、
「子供が牛乳をよく飲むんですが、牛乳でも虫歯になるんですか?」
と質問をされたことがありました。

 

牛乳には、乳糖(にゅうとう)という糖質が含まれています。

砂糖よりは虫歯になりにくいのですが、
砂糖と同様糖分なので、虫歯になるリスクはあるのです😫

しかし、牛乳から得られるカルシウムは、歯や骨を丈夫にするとても大切な成分です。
また、甘いものを食べた後に牛乳を飲むと、
酸性に傾いたお口の中を正常値にまで戻してくれる効果もあります。
そのため、お口の中を清潔に保っていれば、虫歯予防にも期待できます😄

 

牛乳を飲んだあとはしっかりブラッシングをして汚れを落とし、
虫歯の原因になる糖分を残さないようにすることが大切です!!💖


虫歯予防の一つとして

キシリトールは糖アルコールの一つで白樺やトウモロコシの芯を加工して作られます。

虫歯の原因にならない甘味料として知られています。自然な甘みだけでなく“再石灰化”といって虫歯になりかけてる歯にカルシウムを取り入れてくれる効果があります。

むし歯予防のためには、キシリトールが50%以上配合されているガムまたはタブレット5~10gを毎食後に摂取し、これを継続するとよいといわれています。ただしキシリトール配合であっても砂糖や水飴など糖類が含まれていることがあるので注意が必要です。キシリトールそれだけで虫歯を防げるわけではありません。虫歯にならないためには、正しい歯磨きとともに、フッ素が配合された歯磨き剤の使用などが大切です。