月別アーカイブ: 2014年5月

虫歯菌が脳の病気を引き起こす⁉︎

ひどい虫歯に加えて、免疫力が低下していると時には脳の病気になり得ることもあります。

歯には神経があり、血が通っています。
ひどい虫歯の場合は、神経まで達し虫歯菌が血管内に侵入します。
通常ですと、自分の免疫力で菌を攻撃し対抗できるので何の問題もありません。

ただ、日常的にお酒やタバコ、脂っこいものを多く摂る生活習慣を続けてしまうと、血液ドロドロの、いわゆる濃縮型血液になってしまいます。
そのため、血液の流れはますます悪化。

重症になると、頭痛や嘔吐といった症状が起こります。
これは、脳静脈の血液の流れが悪くなり、脳内の圧力が増したことで引き起こされます。
そして、虫歯菌によって血管が狭くなった部分に血栓が溜まり始め、ついには完全に詰まってしまい、脳静脈血栓症を発症する最悪の事態を引き起こします。

頭痛と歯痛どちらも耐え難いものですが、頭も刺すような痛みや吐き気など異常な場合は早めに気づけるようにしましょう!

一番大切なのは、痛くなくとも歯医者で定期的な検診を受けることが大事です。


顎関節症

顎関節症、一度は耳にされたことがあるかも知れません。

大きく口を開いた時、こめかみの下の方でカクッと音が鳴ったり痛みを伴ったり、時には口が指一本も入らないぐらいあかない状態になることもあります。

原因は、はっきりとはしていませんが日常での癖が大きく関わってる場合もあります。
頬杖をついたり、うつ伏せなど同じ姿勢で寝たり、顎に負担になる歯ぎしりなどが考えられます。

治療方としては、悪習癖(負担になってる癖)をやめてもらい、噛み合わせを正しく戻し、くいしばりや歯ぎしりがある方はマウスピースを使って頂きひどくなるのを予防します。

顎関節症の主な障害としてあげられるのが、関節円板障害です。

関節円板とは、ちょうどこめかみの下辺り、口を開くと動く所です。
下顎の骨の付け根と思って頂くと分かり良いかと思います。その付け根の部分が前にスムーズにスライドすることで口を開閉できるのです。

何らかの原因でその動きに不具合が生じるとカクッと音が鳴ったりします。
あまりムリに口を大きく開閉したり悪習癖があれば、しないように心がけましょう。

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意外な使い道(*^^)v

本来、歯を磨くためのもの「歯磨き粉」
今回はそんな歯磨き粉の意外な使い道をご紹介します☆

不意に付いてしまったボールペンのインクや墨汁
なんと歯磨き粉で落とす事ができるんです!!
衣類に付いてしまった不溶性の汚れは、歯ブラシに歯磨き粉をつけて擦り、水で濯ぐとキレイに落ちます。
ただし全ての素材に有効というわけではないようです。

次はシルバー製品。
クロスを使わなくても柔らかい歯ブラシに少量の歯磨き粉でブラッシング。
柔らかい布で拭き取るとピカピカになります✧

お料理をすると玉ねぎや魚の匂いが手に移ってしまい、石鹸で洗ってもなかなか落ちませんよね?
そんな時は歯磨き粉で洗うとスッキリ匂いを取り除くことができます!

歯磨き粉には研磨剤が含まれているので蛇口についた水垢落としetc…いろんな事に代用できます。

是非お試しください♡


言葉って面白いですね♬

今回は「teeth・tooth(歯)」を使った慣用句をご紹介します(*^^*)

○Have a sweet tooth→甘い歯を持つ⇒甘党

○tooth and nail→歯を剥き出しにし、爪を立てるイメージ⇒必死に(闘う)

○lie through one’s teeth→歯を通して嘘を吐く⇒白々しい嘘を吐く

○skin of one’s teeth→歯の皮⇒かろうじて・ギリギリ

○to the teeth→歯に至るまで⇒完璧に

○tooth less→歯がない⇒歯がたたない

○The gods send nuts to those who have no teeth.→神は歯の無いものにクルミを授ける。
神様も気まぐれで、人生いろいろ上手くいかないこともある。

○If you can’t bite,never show your teeth.→噛む事が出来ないのなら、歯を見せるな。
相手を本気で攻撃する気がないのに、攻撃的な態度を取るな。

まだまだ歯を使った慣用句はたくさんあります。
直訳すると何の事だか分りませんが、意訳してみると納得ですよね♪
みなさんも是非、調べてみてくださいね(^O^)/


詰め物が取れた!だけどスグに行けない…

「詰め物や被せ物が外れた!」とご連絡を頂くことがよくあります。
すぐに来院して頂けるのであれば問題ありませんが、もし何らかの理由ですぐに来院できない場合は
次の事に気をつけて下さい。

取れてしまったものはティッシュなどに包まず、容器に入れて下さい!
→ゴミと間違って捨ててしまう恐れがあります。
虫歯が出来ていなかったり詰め物などに問題がなければ、再接着可能です。
取れてしまったからといって捨てたりしないでください

取れてしまったものを無理に押し込んだり瞬間接着剤で付けないで下さい!
→お食事中に外れて飲み込んでしまったり外れた時に噛んでしまったりすると、
再接着出来るものも出来なくなってしまったり、ご自身で接着してしまうと再治療の妨げになります

入れ歯も同様に、ご自身で修理をしないで下さい!

万が一飲み込んでしまった場合、多少のものなら問題ありません。
繊維質のものと絡み付いて、便と一緒に排泄されます。
ただし、咳が出たり胸の痛みを感じたらすぐに内科に受診して下さい!!!


舌出し体操で二重顎にさよなら

前回のブログではお顔の筋肉の引き締めで、顔のむくみがとれて小顔効果が期待できるとお話しました。

ただ顎の下のたるみは中々手強いです。
“二重顎” 気になってる方多いかと思います。
舌の体操をすることで顎周りの筋肉も一緒に鍛えて首周りをスッキリしましょう♪
滑舌の悪さを気にしてる方も、舌の筋肉を鍛えると解消できるので試してください!

〈舌出し体操のやり方〉

始めに、顔は正面を向いて、首から顎のラインが90°の角度になるように上げます。
ポイントは、肩を下げるときに背中や脇の筋肉を使って、グッと下へ引っ張るように両手を下げた姿勢で始めます。

①舌の先をまっすぐ突き出し、自分の目で見えるくらいまで伸ばして5秒間キープします。
②舌の先で鼻を触るようなイメージで、舌を上に伸ばして5秒間キープします。
③“あっかんべー”っとする様に舌の先を下に伸ばして5秒間キープします。
④不二家の“ペコちゃん”みたいに、口の右端から思いきり舌を伸ばして5秒間キープします。
⑤反対側も同様に、左端から思いきり舌を伸ばして5秒間キープします。

☆最後に、舌を時計回りに唇を舐める様にぐるっと回し、次に反時計回りに回せば効果的ですよ♪
※この時はゆっくり舌を回す様にしてください。歯で傷つけないように注意してくださいね!

どうでしたか?
簡単に言えば、上下左右に舌を伸ばす運動です。
できる限り舌を伸ばすことで、舌筋を鍛えれるので、シャープなあごを目指してみてください♪


パタカラ体操で小顔効果

パタカラ体操とは、嚥下(飲み込む力)体操の一種です。

“パ・タ・カ・ラ”と発音する事により、口の筋肉を鍛えられ、食べるために必要な筋肉をトレーニングします。
口の周りの筋肉や舌を鍛えることで、食べこぼしすることなくおいしく食事ができます。

効果として、以下があげられます。

・噛む力や飲み込む力を維持します。
・口の渇き(ドライマウスの症状)を緩和します。
・言葉の発音をしっかりとすることができます。
・表情が豊かになります。

更に、口の周りの筋肉を鍛えると肌が引き締まり小顔効果が得られます♪

正しいやり方は、以下の通りです。

「パ」を発音するときは、口をギュッと閉じてから、「ンパ」と言う感じがいいです。口をギュッと閉じてた状態から“パ”っと大きく開けるのがポイントです。

「タ」は舌と上あごをしっかりとくっつけて発音しましょう。
そうすることで舌が鍛えられて、発音もしっかりできて食べ物を噛む力を維持することができるのです。

「カ」は喉の奥のほうから発音するイメージが大切です、食べ物を通す喉を鍛えるための体操だと意識しながら発音してみてください。

「ラ」は、舌先を上あごにくっつけて発音していることがわかります。意識してやってみると結構力が入っていることに気が付くでしょう。

普段、あまり口を開けなくともお話はできている方でもお顔の筋肉をストレッチすることで小顔効果も得られ一段と若返ることができるかも知れませんよ♪
簡単なので、チャレンジしてみてくださいね!

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若返り効果も期待

お口の周りは筋肉が集まってます。
歳を重ねると、小鼻から口元にかけて延びるほうれい線が気になってきますよね。

お口の周りの筋肉をほぐして見た目の若返りを目指しましょう♪

〈口周りのマッサージ〉
①両手の人差し指で、口角(口の両端)を横に広げるように軽く引っ張ります。
②そのまま、口の中の筋肉をほぐすように下から上へ軽やかに動かします。
③次は、指を外して口を思いきり膨らませたりすぼめたりして、内側からほうれい線を伸ばします。
④最後に、親指の腹と曲げた人差し指で頬をつまみ、外側から内側へ円を描くように回し、ゆるんだ頬を引き締めます。
☆①~④の流れを、毎日3セットを目安に行いましょう。

ここまでは、主に顔の外からのマッサージでしたが今度は口の中からできるマッサージです。

〈口内のマッサージ〉
①口をすぼめ、舌先で唇の裏側の粘膜を押し、ゆっくりと時計回りで上から左、下、右、上へと舌先でなぞるように押していきます。
②口内からほうれい線の裏側に沿って強めに押すように舌先でマッサージします。

これがマッサージの行程です。
簡単なので気付いた時にできるので皆さんもチャレンジしてみてくださいね♪
小さな積み重ねが若返りへの近道かも知れません!

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ひなたぼっこで歯を強く

紫外線を浴びることは皮膚炎や肌の老化をもたらすなど、怖さだけが注目されていますが「日光浴が歯を強くする」ということをご存じですか?
実はとても大切な役目を果たしているんですよ。

カルシウムが一定量保たれることで歯や歯ぐきの健康を保つことができるのですが、ビタミンDはそれを体内に供給する働きを持っています。
ゆえに体内のビタミンD不足はカルシウム不足につながるといえます。

ビタミンDは食べ物から摂取しようとしても、それをたくさん含む食品がそれほど多くありません。
しかし、太陽を浴びた皮膚から作り出すことが可能なんです!
イギリスでは積極的に日光浴を行ったほうがよい、と推奨されています。

現代の日本人は一部の新生児も含め、ビタミンDが慢性的に不足しているといわれています。
これは日焼け止めの多用、極端に日光を避ける生活などが関係している可能性があります。

午前10時~午後3時の日光で少なくとも週2回、5~30分日焼け止めを使用せず、顔・手足・背中への日光浴で十分な量のビタミンDを作ることができます。
赤ちゃんは柔らかな日差しが入る場所で日焼け止めを使わず5~10分の日光浴で作ることができます。

ぽかぽか陽気が徐々にジリっと暑くなってきていますが、窓際などでひなたぼっこしてみてください(*^^)v