生活歯と失活歯

生きてる歯を生活歯(せいかつし)といいます。
歯には、神経があるので痛みを感じます。

痛いのは歯が生きてる証拠ですが、虫歯が深かったり、神経に炎症が起きた場合などは止むを得ず神経を取る処置をします。

神経を取ると、言い方は悪いですが死んだ歯となります。
それを失活歯(しっかつし)といいます。

失活歯のまま放置しておくと、歯の色が変色してきます。
グレーがかったような濁った色になります。
根っこの中で死んでしまった神経をきちんと取らないと根っこの周りにまで炎症が広がる場合もあります。

生きてる歯と死んでる歯では、歯自体の強さも違います。
単純に例えると、生きてる木と枯れ木ぐらい違います。

なので、根っこの中をキレイにしたあとは代わりに硬い薬を詰めて土台を立てて被せてあげる必要があります。

そうすることで、根っこが折れてしまうリスクを下げることができます。
ただし、あまりにも硬い食べ物などを勢いまかせに噛むことは避けましょう。

健康な歯でなんでも食べれる様にお口のケアを心がけてくださいね♪

20131228-135731.jpg


藤本歯科スタッフブログの人気エントリ一覧。おすすめです